続・続きえたマンゴ

ないないないないないぢゃん!!
いっこもっ!
視界に入るすべてのマンゴが、
ない!
こここ、これって現実?!?


ここんちの大木マンゴ群は、敷地のいちばんはじっこ、
それも道路に面しているのです。
道路といっても車がすれ違うときには
片方の車が雑草や芝のはえた路側帯に
相手がとおりすぎるまでおぎょうぎよくまつ、
という幅の道です。
しかもこの道しばらくいくといきどまりですから、
道行く車は、2~3日、ん?4、5日、
いんにゃ、一週間ほどかしら、
ラナイで朝ごはんやら
新聞広告研究、
お茶、
レイメイキング、
おビール、
爪切り    続・続きえたマンゴ_c0068922_2392431.jpg
雲観察、
お昼ごはん、
風観察、
お昼ね、
おやつ、
読書、
すこぉし仕事、
夕涼み、
洗髪をかわかす、
おビール、
おしゃべり、、、
と、していれば
すっかり覚えられるってえものです。
危険とは無縁の空気にみちてます。
でででででもっ、
「盗難」に間違いありません!
そりゃ、タイトル、きえたマンゴですから、
はなはじめっからそうくると
じゅうぶん予想できたわけで、
ここまでひっぱっといたわりには
奇抜なお話でもなんでもないのですが。。。


なんでなんでなんでなんでないのぉっ!
ぜぜぜんぶっ!!!
の一点張りからようやくあたりを検証すると、
道路と敷地を隔ててる背丈ほどの雑草が
マンゴ、あたしのマンゴ、
垂涎マンゴ、に向かい
一直線になぎたおされてますわよ。
出来立てらしいその小道をとおって
道に出れば、あぁら車一台分のスペイスの草も
なぎたおされてるじゃん。。。

あぁあ、だれかきてとってっちゃったんだ。。。
気落ちしながらも
ん、ということはあたしがハーベストは
今朝!ときめたのは、
すっごくただしかったわけね!!
マンゴずきには機を知るちから、
みたいなものが、おたがいあるのねぇ、
すごいわぁ。。
って、おたがいって、
すごいわぁ、って、
相手はどろぼーですから!

ここんちのacocoちゃんのいうことにゃ、、
最初のハーベストのときは、
お昼間、堂々ともいでゆくひと3組もいたよ!
でも、一組はちゃんとドアをノックして
マンゴとってもいいですか?
ってききにきたので、
ええ、いいわよ、でも私たちの分は
のこしておいてね、
って。
また、
道路と(あたしの)マンゴの木が植わっている
敷地の間の草ぼうぼうのところに
車をとめて手で草刈をしている人がいたそうなの。
いくら路側帯でも、土地所有者以外に草刈してたら
絶対へんっ!って場所なんだけど。
その人、自分は猟師で、
いまこのあたりにライフル銃をおとしたらしくて
探しやすいように草をかってる、って。
ほら、ライフルがみつからなかったら危険でしょ、
ともいって、一度かえったかとおもったら
今度はものすごぉくおっきな草刈り車を
運転してきて草刈っちゃったそうなのです。
猟銃なんて出てきやしないわよ、
あれって絶対マンゴとるための足場づくりだったのよ、
というacocoちゃんだけど、
全然くやしそうではありませんでした。
私もまた、充分すぎるほど
ショックではあったけれど、
冒頭の、かなしい、くやしい、やりきれない、
は、ことばのあや。

熟れておちたマンゴは野豚に、
竿でとれるところまでは私たちがいただいて、
もっとたかくて、とれないところは、
鳥に。。
そう思いつつまちつづけたマンゴだけど、
その昔、ここがだれの土地でもない昔、
だれもマンゴどろぼーといわれることなんて
なかったんだろな。。。



そして
きえたグアバにつづく。。。
by oceanfoods | 2007-09-21 23:19 | つれづれなるハワイ
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